アメリカでバンドを組んでみたい!
バンドを組むために、どうやってメンバーを探す?
英語はどのくらい喋れた方がいいの?
日本人がアメリカでバンドを組むのは難しい事ではありません。
ワタシはアメリカに住んで5年になります。
趣味でドラムをやっておりまして、アメリカでは過去に5個くらいバンドを組みました。
趣味程度から、セミプロ程のツアーバンドまで。
アメリカで日本人が活躍しているバンドは何個もあります。
記事の内容
アメリカでのバンドメンバーの探し方
アメリカのバンド活動事情
アメリカでバンドを組むための英語力
アメリカにすでに住んでいる方、
もしくは、駐在や留学で渡米が決まっている方向けの内容です。
※バンド活動のためだけに渡米するのはめちゃくちゃハードルが高いので、このブログでは割愛します。
アメリカでのバンドメンバー探しはCraigslistを使う
何はともあれ、バンドを組むにはまずメンバー探しです。
時間はかかります。1ヶ月は見ておいた方がめげなくてすみます。
諦めなければ、絶対に気の合う仲間に出会えますので、根気よくトライしましょう!
Craigslist(クレッグリスト)とは
バンドのメンバー探しは、海外の大手ネット掲示板、Craiglitが一番手っ取り早いです。
バンドメンバー募集だけでなく不用品の売買、アルバイトの募集など様々な情報がここに集まっています。
個人情報の登録は必要なし。
とても簡単にアクセスが出来ます。
アメリカで組んだバンドは全てこの掲示板で見つけました。
Craiglistの使い方
リンクをクリックすると、このような画面に飛びます。

住んでいる地域を選択
画面をスクロールすると、このように地域が選べます。
住んでいる地域を選びます。
ワタシの場合は、California 、San Diego.

検索するジャンルを選択
SanDiegoのページに飛びました。
仕事、中古商品の売り出し、サービス等色々なジャンルが表示されます。
Community 、 Musician をクリック。

検索窓に、Drummer , Guitarist など自分のできる楽器を入力します。

検索結果がこのように表示されます。
自分のテイストにあるバンドがあればクリック。
以下の英語はものすごく良く出てきます。
Drummer wanted
ドラマー募集中
Drummer available
Drummer seeking
ドラマーがバンドを探している
バンドに連絡を取る
試しに、World Beat が出来るドラマーを募集のバンドを選択します。

するとこのように募集の詳細が表示されます。
このバンドと連絡を取ってみたいと思ったら、replyをクリックします。

このように、Eメールアドレスが表示されます。
どのメールでEメールを送るか?
サイトを介して行うメールです。
相手に自分のアドレスが漏れることはありません。
Gmail等を使用するか、アドレスをコピペしてメールを送ることが出来ます。

これでを何度も繰り返し、気になったバンドに片っ端からメッセージを送ります。
注意事項:Craiglistにはルーズな人が超多い
そもそも10個くらいのバンドにメールして、返って来るのが2~3件。
待望の返信が来ても、簡単にすっぽかされます。
メールが進んでいい感じ、なのに突然音信普通。
スタジオに行く約束をして、前日にドタキャン。
何考えてるんだか(怒)
メンバー探し中に、数えきれないほどありました。
すごく疲れます。
しかし、めげずに続けるしかありません。
色々な人にコンタクトをとってみましょう。
自分に合う人は絶対にいます。
ちなみに、犯罪に巻き込まれそうになったなど、危険なことは一切ありませんでした。
不安であれば、初めは誰かについてきてもらった方が良いです
その他、アメリカでのメンバー探しの方法
アメリカでバンドを組むにはCraiglist が最もメジャーな手段ですが、以下の方法でもメンバーは探せます。
周りの人に聞く
スタジオ、楽器屋の張り紙掲示板を見る
ミュージシャン人口は日本よりも多いはずですから、知り合いの知り合いがバンドをやっているなんてよくある事。
是非紹介してもらいましょう。
また、日本であるように、スタジオ・楽器屋の掲示板、でもメンバー募集のビラが貼ってあります。
アメリカのバンドのスタジオ練習
当然、スタジオで練習するわけですが、予約方法・支払い方法などは日本と同じ。
電話、ネット上で予約します。
場所によってはクレジットカード番号を控えられたりします。
練習後にお支払いです。チップはいらないですw
アメリカのスタジオ練習の代金
1時間あたり、$25から$40。
ドラムのみの個人練習は$15
部屋の大きさ、設備にもよりますが、日本のスタジオより割高。
アメリカだと1部屋を月極で借りてそこに機材を置いて24時間使い放題にするという方法もあります。
特にドラマーは、自宅練習が厳しいのでこれはお得なプラン。
自宅のガレージで練習できれば一番いいのですが、お金持ちに限った話ですねコレは。
アメリカのライブ事情
アマチュアバンドには大変ありがたことに、簡単にライブが出来ます。
日本でライブをやったときは場所を確保して、チケット売って、回収できなかった分は自腹で払って・・・お金も時間もかかりました。
アメリカだと基本的に出演は無料です。
イベントを主催するライブハウス、バーに連絡。
枠があればデモ音源を渡して主催者の好みに合えばOK。
音源はスマホの録音で十分です。
ストリートで勝手にやっても問題なし。
度胸試しにギター1本で挑むのも全然ありだと思います。
バンドを組むために必要な語学力
ワタシが、初めてアメリカでバンドを組んだときはTOEIC480点レベルの英語力。
ホテルの電話予約に40分程費やするくらいの、超初心者レベルでしたw
楽器が出来れば全然大丈夫です。
というか英語力よりも楽器が上手い方がはるかに助かります。
そりゃ、英語が絶対にできた方がいいですよ。
しかし、英語がネックで踏み出せないのは、悩む時間がもったいないというのがワタシの感想です。
補足情報
アメリカでバンドを組んでみて、思ったことを補足情報としてお伝えします。
楽器の初心者がバンドを組む
楽器の初心者が、アメリカでバンドを組むのは正直難しいです。
少なくとも半年は、自主練習に励み実力をつけてからの参戦が良いと思います。
先ほどご紹介したCraiglist の中に、楽器教室のレッスンの紹介もあり、ほとんどが無料体験クラスを主催しています。
是非チェックしてみて下さい。
マリファナ事情
カリフォルニアは、マリファナが合法になので、ごく普通にあります。
ライブがあれば絶対に見かけます。
こればっかりはもう文化の違いなので仕方ありません。
最終的には、くっさいなーと言いつつ、ファブリーズで自分の上着を消臭する現実に慣れました。
バンド活動は確実にアメリカでの生活を良いものにしてくれます。
初めの一歩を踏み出すのは、なかなか勇気がいります。
でも、やってみたら意外とできたな、という感じでした。
気になった方は是非踏み出してみて下さい。
本日も最後まで読んで下さりありがとうございました。^^
次回のブログでまた会いましょう。