
国際結婚で後悔したことはどんなことですか?
国際結婚は離婚率が高いって聞きますが…
実際はどうなんですか?

記事の信頼度
ワタシはアメリカに来て5年目の兼業主婦です。
アメリカ人の夫と結婚して2年になります。
この記事はワタシの体験・国際結婚をした友達の話を元に作成しました。
この記事の内容
国際結婚で後悔(というか苦労)したこと5点
国際結婚で後悔しないようにやっておきたい事4点
国際結婚で後悔・苦労した(している)事5点

国際結婚で後悔…とまでは行きませんが、苦労を上げたらきりがありません。
主に以下の5点で苦労が多かったですね。
- 行政手続きが多い
- 言語の壁がある
- 相手家族との関係も重要
- 海外移住の苦労が伴う
- 異文化・価値観の違い
国際結婚は行政手続きが多い

とにかく行政手続きがめんどくさい&お金がかかります。
VISA申請・永住権の取得等が絡むと、滞りなく生活できるようになるまで半年~1年程かかります。
(住む国や状況によりますが)
運転免許を取り、仕事に就き、アパートを借りて一緒に住む…という当たり前に出来ていた生活が初めは出来ません。
行政手続き中は常に不安がつきまとい、結構ストレスが溜まりました…。
以下はワタシが結婚を機にグリーンカードを取得したときのプロセスです。
ワタシは日本語の出来る弁護士先生に丸投げしてしまいましたw
お金はかかりましたが、かなり順調にすすみました。
参考▶サンディエゴの敏腕弁護士・サカタ先生の紹介と永住権取得のプロセスについて
国際結婚は言葉の壁がある
国際結婚しつつも、恥ずかしながら、ワタシは英語が得意ではないです。
どのくらいかと言いますと…
- 端的でどストレートな表現しかできない。
- もしくは何も言えない。
- 日常会話でさえ頭を使う。
- 真剣な話をしたいのに、言葉が出てこなくてイライラ。
- よって会話の量が減り気味…
愛があれば言葉の壁なんて…そんなわけありません!
言いたいことがあるのに言えないのは本当につらい!
日本語ならすぐ伝わるのに…というストレスが爆発し、喧嘩になることも多々あります。
国際結婚では相手家族との関係も重要
アメリカでも嫁姑問題はあります。
家族からのいじめ、いやがらせも激しく、耳を疑うような話も多く聞きました。
家族との関係が理由で、離婚を考えたというお話も聞きます。
アメリカでは、パートナーよりも自分の家族を大切にする人が多いです。
ハッキリ申し上げまして、結婚相手のご家族と良好な関係が保てない事には幸せな結婚生活は出来ません。
海外移住の苦労が伴う
日本からの物理的な距離
どちらかの国に住むので、どちらかの故郷が遠くなります。
ラインやスカイプが発達したといえど、日本にいる人に会えないのは寂しいです。
- 友達の結婚式はキャンセルしまくり
- 身内に何かあってもすぐに行動できない
- 帰省にとてもお金がかかる
しかもこのコロナの影響下でますます日本への帰省は難しくなっています。
いつ、自分の親に孫を見せられるかな…
あと何回、友達や親に会えるんだろう…
考えると遠い目になります。
仕事が日本以上にない
駐在員でバリバリ、フリーでバリバリ稼げてる方は別として…
日本人が就職できる所は本当に限られています。
多くの会社はアメリカ人が優先的に雇用されます。
また、就職するのには、アメリカの大学卒と対等に渡り合って行かねばならないので、彼らよりも抜きんでるような何かが要求されます。
アメリカ人の大学生でも就職難なご時世なので、結構な難易度の高さです。
ちなみにアメリカでの就職をお考えの方にはコチラのブログがとてもおススメ。
参考▶本気のアメリカ就職
アマゾンの本社でプロダクトマネージャーとして勤める日本の方のブログです。
異文化・価値観の違い
ワタシは最もここで苦労しました。
というか現在進行形で苦労しています。
食事のマナー
結婚してから改めて気づきましたが、二人で過ごす食事の時間はとても重要。
毎日一緒に食べるわけだし、食事のときはリラックスし、快適な時間を過ごしたいものです。
以下のような食事マナーが出来ない人が意外とアメリカには多くいます。
- お箸を正しく持つ
- お茶碗は左手でもって食べる、
- 肘をつかない
- くちゃくちゃ音を立てて食べない
いい人なんだけどな…残念ながらいい気持にはなれませんでした。
結婚後の食事が気持ちよく取れないというのは大きなストレスになります。
仕事に対する姿勢
日本人は勤勉で有名です。
アメリカ人は今日は気分が良くない仕事したくない休もう
今日は誕生日だから休みまーす、なんてことしょっちゅうあります。
これが受け入れがたく、さぼるんじゃない!ありえん!と激怒したこと多数。
国際結婚で後悔しないためにやっておきたい事4点

国際結婚で後悔しないようにやっておきたい重要な事は以下の4点
- お互いが経済的に自立する
- 言葉は常に学ぶ姿勢でいる
- スピード結婚はおススメしない
- 異文化・価値を受け入れる努力
お互いが経済的に自立している
男性が稼ぐ、男性自らが俺が一家を養うんだぜ!と張り切る
という考えが、日本にはまだあると思います。
しかし、アメリカではその考えは皆無。
確かに、日本人は仕事を見つけにくいのですが、
生きるためにアルバイトでもなんでもやっちゃる!という気合は必要です。
勿論できないことは助け合うのが夫婦です。
しかし、100%養ってもらおうと思わない方がいいです。
仮にそう言ってくれていたとしても、やっぱダメだった…なんてこともあります。
言葉は常に学ぶ姿勢でいる

どれだけ学んでも次々に課題が出現し、語学はいくら学んでも終わりがありません。
現地の大学卒、仕事もでもバリバリ英語を操る人でも、未だに不自由を感じるとの事…
出来ない、分からないもう嫌だ!となる事は多数ありましたが、
一生かけて学ぶくらいの姿勢でいるしかありません。
スピード結婚はおススメしない

国際恋愛は、どちらかの滞在期間が限られているケースが多々。
よって、勢いで結婚したという話も聞きます。
しかし、そのような場合は焦りで、冷静な判断が難しいのではと思います。
勿論、スピード結婚が全てダメというわけではありません。
ワタシのお友達でも出会って1年以内に結婚した方もいます。
とても仲良しなご夫婦です。
じっくり考え、互いの両親の同意を得て、冷静な気持ちで話し合う事を忘れずに!
異文化・価値を受け入れる努力

日本での当たり前が本当に通じません。
人によっては、家で靴を脱ぐ、毎日お風呂に入る、等のことさえ当たり前ではありません。
これが本当に、バキバキと骨と心が折れます。
ワタシにとっては行政手続きよりも、こちらの方が大変でした。
ちなみに、現在も修行中…。
しかし、これは国際結婚に限った話ではありませんよね。
日本人同士でもそれぞれの価値観・背景があるので、異なる価値観の男女が暮らすとなると本当に色々なことがあります!
悩み・考えをを全部紙に書きだす

ワタシも結婚前に色々な事を考えました。
後悔するんじゃないか?どんな点がそう思うか?
具体的に細かく紙に書き出してみました。
書きだした不安を分類する
ワタシの悩み・考えは以下のいずれかに当てはまりました。
- 行政手続き
- 結婚相手の性格・価値観
- 結婚相手の家族・友人
- 海外移住の不安
コレをどのようにすれば解決できるか、分かりやすいものから手を付けて行きましたね。
経験からですと、行政手続き関係が一番どうにかなります。
グーグルで調べまくり、あとはお金と時間さえあれば、何とかなりました。
価値観のぶつかり合いは正直あと10年はかかりますね。日々修行です!
いかがだったでしょうか?
ワタシ個人の体感ですが、国際結婚で一番難しいのが、結婚相手との価値観のすり合わせでした。
人はそう簡単には変われませんからね…。
万人に当てはまる事ではありませんが、是非参考にしてみて下さい。
今日も最後までありがとうございました^^