
アメリカでは妊娠中に避ける食品が意外にも細かく指定されています。
品目は多いものの、生ものを食べず、栄養バランスに気を付ければOK。
意外と大変ではありませんでした(^^)
記事の信頼度
2020年アメリカにて初の妊娠を経て、男児を無事に出産!
担当医師からの指示と、ワタシの経験を基にこの記事を作成しました。
この記事の内容
- アメリカでの妊娠中、NG食品9項目
- 妊娠中、その他食べ物に関して気を付けた事
- 妊娠中の体重制限
目次
アメリカ版・妊娠中に避ける食品9品目

妊娠中に、避ける食べ物9品目
- お酒
- 寿司・刺身・スモークサーモン
- カフェイン飲料
- 過熱していない加工肉
- 生卵
- 内臓系の肉類
- 生のもやし
- 低温殺菌されていない牛乳・チーズ
- ジャンクフード
お酒

流産や出産のリスクが高まるため、妊娠中の飲酒は絶対NG。
妊娠中に飲酒すると、胎児性アルコール症候群(顔の奇形、心臓の欠陥、知的障害)を引き起こす可能性もあり。
完全に断つべきとの厳重注意!
寿司・刺身・スモークサーモン

ノロウィルス、ビブリオ菌、サルモネラ菌、レステリア菌を含む恐れがあり。
アメリカではとても厳しく禁止されています。
特に、妊娠中の女性は特にリステリア感染症にかかりやすいとのこと。
胎盤を介して胎児に感染することもあり、早産、流産、死産、につながる可能性があります。
カフェイン飲料

妊娠中のカフェイン摂取量が多いと、低出生体重のリスクがあります。
1日あたり200mg未満、コーヒーで言うと1日カップ2~3杯程度ならOK。
過熱していない加工肉

過熱していないソーセージ、サラミ、ベーコン等はNG(加熱後ならOK)
トキソプラズマ、大腸菌、リステリア菌、サルモネラ菌など、感染のリスクがあります。
死産や知的障害、失明、てんかんなどの重度の神経疾患を引き起こす可能性があります。
その他の肉類も、良く火を通して食べる事を勧められました。
生卵

まれに、卵についているサルモネラ菌の感染によって子宮がけいれんを起こすことがあります
スクランブルエッグ、温泉卵、ポーチドエッグのような半熟もNG。
内臓系の肉類
レバー等の内臓系の肉に含まれるビタミンAの過剰摂取は、先天性奇形や流産につながる可能性があります(特に妊娠初期)
内臓肉の摂取量は週に1回、200~300g程に留めましょう。
生のもやし

生のもやしアルファルファ、カイワレ、もやし、などは、サルモネラ菌で汚染されている可能性があります。
必ず火を通して食べましょう。
低温殺菌されていない牛乳、チーズ

低温殺菌(pasteurized)されていないチーズ、牛乳にはリステリア菌、サルモネラ菌、大腸菌、カンピロバクター菌などが含まれている場合があります。
購入時には必ずpasteurizedの表示を確認しましょう。
ジャンクフード

ジャンクフードは栄養素が少なく、淡水化物、脂肪が多いです。
言わずもがな、栄養が偏り、体重増加の原因になります。
食べ物ではないが、妊娠中は避けるもの
タバコ

妊娠中のタバコは絶対にNG。
百害あって一利なしです。
以下の事が懸念されます。
- 血液循環が悪くなる。
- 子宮収縮が発生。
- 胎盤機能が低下。
- 胎児に栄養が届かず、低体重児に。
また、流産・早産・前置胎盤・胎盤早期剥離などの危険性が高まります。
薬

ただし、痛み止めや解熱剤のTylenolはOK。
24時間以内に4,000㎎以上の摂取をしなければ大丈夫とのこと。
妊娠前から常用している薬、体調が悪く薬が必要な場合は、自己判断せず必ず医師に相談しましょう。
その他、妊娠中の食べ物に関して気を付けた事

個人的な体験と感想に基づきますので、参考までにご覧ください。
気になる事は、必ず医師にご相談下さいませ!
妊娠初期の食べ物
妊娠初期は、つわりの影響で食欲は激減しました。
よって、食べたい物を食べられるだけ、がモットー。
以下は、つわり中の救世主食材6点!!
これらばっかり食べてましたw
- うどん
- プラム
- ヨーグルト
- 梅干し
- 少し甘い炭酸水
- ルイボスティー
時々ものすごく欲したのが、中華味w
鶏ガラスープの素をふんだんに使用した、塩っ気の強いスープが好きになり、頻繁に食べていました。
妊娠中期の食べ物
妊娠中期には妊娠糖尿病のテストがあります。
ワタシの通っていた病院は妊娠糖尿病の検査が二回ありました。
第一回目のテストがパスできず、以下のように食生活を見直しました。
- 白米から玄米に代える
- 毎日三食食べる
- お菓子はやめる
- 血糖値を下げる食品を食べる
(アボカド、マイタケ、納豆、玉ねぎ、お酢)
その甲斐あって、二回目でパス。あー良かった。。。
妊娠後期の食べ物
後期に入ると医師からは貧血気味と言われ、
鉄分を含む食品を多くとるように心がけました。
ホウレンソウ、アサリ、ブロッコリーなど。
貧血気味のせいか、常に身体がだるく、毎日眠かった…
※あくまで個人的な感想です!
妊娠中のサプリメント
妊娠中はずっと妊婦用のサプリメントを取るようにしていました。
医師によればどんなものでもOK
ワタシは1日1回一粒で済む、以下のものを摂取していました。
アメリカ流妊娠中の体重制限

日本の基準だと、妊娠中の体重増加は7㎏~12㎏程が目安。
アメリカでは11㎏~15㎏と若干多めではあります。
一応の目安はあるものの、妊娠中の体重制限はゆっるゆるでした。
それ以上になろうが、低かろうがお構いなし。
人によっては20㎏以上の増加もあるとか。
ワタシは9キロと少な目でしたが、何も言われませんでしたw
アメリカ版・妊娠中に避ける食べ物まとめ
妊娠中に避けるべき食べ物9品目
- お酒
- 寿司・刺身・スモークサーモン
- カフェイン飲料
- 過熱していない加工肉
※その他の肉類も良く火を通す - 生卵
- 内臓系の肉類
- 生のもやし
- 低温殺菌されていない牛乳・チーズ
※チーズは火を通して食べる - ジャンクフード
妊娠中期に気を付けたこと!
- 白米から玄米に代える
- 毎日三食食べる
- 血糖値を下げる食品を食べる
(アボカド、マイタケ、納豆、玉ねぎ、お酢)
このように、日本とはまた規制の異なる内容でありました。
オーガニック野菜にした方がいいのか?化学調味料は全てダメ??
といったように、食べ物に関して気にしすぎるとキリがありません…
結果、余計なストレスが増えてしまっては元も子もないので、医師と相談しつつ、適切な食生活を心がけるのが一番かなと思います!
この記事が、少しでも妊娠中の食べ物についてお役に立てますように。
最後までありがとうございました(^^)